crescent--moonのブログ

痩せたい、痩せたい。と考え続けて20年以上。
40才になった、今でも時々暴食。
自暴自棄になる日々です。

好きな人

彼と初めて会ったのは1年8カ月前。
新宿駅の落ち着いた喫茶店で、私はカフェオレと飲んで、二人でワッフルを一つ頼んで分け合った。
顔を合わせるのは初めてだったけど、数週間前からLINEでお話はしていた。
写真で見た彼の顔は正直そんなに好みじゃなかった。
でも、彼のステータスには憧れていた。
頭が良い・・・それだけで尊敬する。
単純に、「努力ができる人」なんだって。


実際に顔を見た瞬間に『あ。。。この顔はダメかも』と思った。
でも、テーブルについて、眼鏡を外した彼の顔はとても優しくて、
『なんて綺麗な茶色の目をしてるんだろう』
水が流れるように滑らかに話をする彼を見ながら、私はそんな事を思っていた。


優しい声と笑顔で彼は結構な毒舌男子だ。
自信満々で傲慢にさえ感じられる話し方。
私は段々、緊張と恥ずかしさが増して、でも、真っすぐ向けられる彼の目線から目をそらすまいと必死だった。


彼は私より5才も若い。
それなのに、なんて堂々としているんだろう。
どんな環境に育って、どんな人と関わって、こんなスマートな立ち居振る舞いができるようになったのか。


まぁ、今となっては、それほどの高評価は、ちょっと大げさだったけど、
私は喫茶店での、その3時間弱で、すっかり彼の虜になってしまい(古い!)、
新宿からの帰りは( ゚ ρ ゚ )ボーっとし過ぎて、最寄り駅に🚲を忘れ、徒歩で帰るほどの放心状態だった。
一目ぼれ・・・とも違うし、あれはなんだったんだろう。
ただ、『また会いたい』って強く想った事を覚えている。